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すこし暖かくなってきた週末に井原ハーフマラソンに参加してきま
した。
走るのは年ごとに遅くなってきていて、ここ数年間はハーフで2時
間を切れなくなっています。
最近は1km6分のペースを保つのがやっとなので、1時間でちょう
ど10kmを走ることになります。
すると、20kmでしたら2時間でいいのですが、ハーフマラソンは21.
0925kmと、1.0925kmという半端な余分がつきます。
これが曲者。この余分な距離のために完走タイムは2時間5分か
ら6分というのがやっと、ということになるのです。
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さて今回の大会、岡山県ハーフマラソン選手権大会も兼ねている
という陸連公認の大会。
ハーフの参加者は700人余り。
ゲストには赤羽有紀子選手がきていましたが、走りはしないようで
した。
10時に運動公園をスタート。あれ!一斉に走り始めたみんなが早
い! あっという間に集団が遠ざかっていきました。
大会の制限時間にもよりますが、だいたいは参加者の多い大会
ほど遅い人も大勢参加しています。
先日走ってきた丸亀ハーフマラソンは10000人余りの参加者でし
た。だから、ずいぶんと遅い人たちも多く、かなり混雑もしていまし
た。
この大会は参加者も限られているので、あっという間に早い人は
いなくなり、周りは同じような持ちタイムの人ばかりとなりました。
走りやすいといえば、確かにこの方が走りやすい。
とはいっても、周りのペースも他の大会に比べれば速いのです。
ついていくのがやっと。
1kmが5分45秒ぐらい。う〜ん、すこしきついなあ。
コースは、はじめの運動公園のグランドから走り出るところが急な
下り坂になっているほかは、ほとんどが平坦な折り返しコース。
今日は風もなく、気温は9度と、絶好のマラソン日和でした。
で、5kmが28分30秒ぐらい。
おや、もう少し頑張ったら、久しぶりに2時間切りができるかも・・・。
でもそんなに上手い話が簡単に転がってきてはくれません。
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後頭部の髪の状態が印象的なおじさんが少し前を一生懸命に走
っていて、ちょうどよいペース。
よし、頑張ってついて行ってみよう。
その少し前をポニーテールの女の子2人組が軽快なペースで走っ
ています。こちらは会話をしたりしてかなりの余裕をこいている感
じです(苦笑)。
と思ったら、後頭部髪薄おじさんはポニーテール2人組も抜いてい
ってしまいました。ありゃあ。
ポニーテール組にもすこしずつ距離を開けられます。
しかし、これについて行けなければ2時間切りは絶望的なのです
が、こちらはもういっぱいいっぱい。
やっぱり無理かなあ。
緩やかな丘をひとつ超えます。
このスピードだと、このゆるい登りもこたえます。これで最後まで持
つのだろうか、と不安になります。歩きたくはありません。
10kmが58分。
う〜ん、このままでは20km地点で1時間56分。2時間までの残り4
分で1.0925kmを走るのはどう考えても無理です。
かといって、これ以上のスピード・アップはとても不可能です。
中間点を超えてすぐに折り返し。
私よりうしろの人の数を見ると、前から2/3ぐらいの位置にいるよう
でした。まあ、そんなものでしょうね。
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15kmあたりで、おや、後頭部薄髪おじさんに追いついてしまいまし
た。
こちらもへばっているのですが、おじさんもかなりへばっていたよう
でした。
くだんのポニーテール二人組の後ろ姿は見えているのですが、な
かなか追いつけません。
それに足取りの軽やかさが違います。
案の定、緩やかな丘でこちらがダウンしているのに、さっさと上っ
ていってしまいました。
この後は後ろ姿を見ることもありませんでした(泣)。
最近はもう大会でもラップを取ったりもしていませんから、20km地
点でのタイムもあやふやですが、1時間57分ぐらいと、ほぼ予想通
りだったはずです。
最後の最後、運動公園に向かう部分が急な登り坂です。ついにこ
この10mは歩いてしまいました。情けないなあ。
グランドに入り半周してのゴールは2時間2分でした。
これだけ自分では頑張ったつもりだったのに、このタイムか。
ちなみにこの大会は6年前に一度走っていました。そのときは1時
間58分でした。
還暦を過ぎれば1歳年をとると10kmで30秒から1分遅くなるとのこ
とです。
それを考えれば、まあ、妥当なとことだったのでしょうか。
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この大会はゼッケンにカレーライス券が付いています。
ゴールするとすぐに完走証を発行してくれて、カレーライスもいた
だけます。
なんでもこのあたりの小学校の給食で出しているカレーとのことで
した。
素朴な味のカレーが(予想以上に肉が入っていました 喜)美味で
した。
例によってスーパー銭湯でゆっくりと身体を温めて帰宅しました。
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