強風のお台場ランニング大会 2014


東京での仕事が木曜日にあり、その翌日は祝日でした。
その日に開かれるのが「お台場 海と緑のランニング大会」。で、 参加申し込みをしてありました。

上京する前の天気予報では、東京は15度くらいまで気温が上が るとのことでした。
これは暑くなるだろうと、半袖、ショートパンツの服装を用意してい きました。
ところが、季節外れの寒波?! 気温は7度ぐらいまでしか上がら ないって。えっ?!
おまけにお台場に着いてみると、海からの10mの風が吹き荒れて います。
主催者が、今日は風が強く危険ですのでテントの設置はしませ ん、と放送しているほど。
これは寒い!

大会は3kmの部、10kmの部、15kmの部、それに私が参加した 20kmの部があり、参加者は1000人ぐらいとのことでした。
コースは、海浜公園に設けられた1周2.5kmのもの。
20kmの部はこのコースを8周するわけです。
遊歩道を走ったり、芝生を走ったり、海沿いを走ったりと、これで寒 くなければ気持ちがいいだろうなあと思えるコースでした。

スタートを待つ間もショートパンツ姿に冷たい風が吹きつけて、寒 い。
ということで、なんとジョギング・パンツの上にウインド・ブレーカー のパンツを重ねばきしてしまいました。
これは速く走るどころのスタイルではありません。着ぶくれ状態 (笑)。

   ***

スタートは距離の短い部から並び、3分刻みでスタートします。
で、20kmの部はスタートラインから160m後ろからのスタートでし た。
曇り空に強い風が吹きつけ、芝生を横切るあたりのコースに張ら れたテープがビュンビュンと音をたててはためいています。

走り始めると、それぞれの部の早い人と遅い人がすぐに混在しま す。
ゼッケンの色でどの部の参加者かはわかるようになっています。
1周15分で走れば、ちょうど2時間で走れる計算となります。この強 い風のなかでいけるかな?
ハーフ・マラソンでおまけに付いている1.0925kmが今日はないの がちょっと嬉しいところです。

周回コースですから方向を変えるたびに風の向きが変わります。
追い風で調子よく走っていたと思ったら、ぐるっと回った途端に強 い向かい風です。
う〜ん、よいんだか、よくないんだか。

かなりの人混みで(何しろコースの道幅は狭いですから)1周を回 ってくると、17分ぐらいかかっていました。
今日はこんなものかな。
しかし、このペースのままでは2時間15分もかかってしまう計算に なります。いかんなあ。

   ***

ところが、2周目を走ってくると15分足らずのラップになっていまし た。
人がばらけて走りやすくなったこともあります。それに最初の1周 は考えてみれば160m余分に走っていたのでした。
じゃあ、あとはこのペースでイーブンで走ればいいかな。

周回ごとに短い距離の人がゴールしていくので、次第に人が減っ ていきます。
コース途中ではバーベキュー広場の横を走ります。
スタートが13時でしたから、たくさんのグループが肉を焼きビール を飲んでいました。
周回するごとにバーベキューを食べ終わり、記念写真を撮ったりし て、次第に後片付けをはじめたりしていました。

3周目、4周目も、それほど頑張っているつもりはないのですが、ラ ップは15分を切っていました。
こりゃいい加減な着ぶくれ状態で走っている割には上出来じゃな いの。

走っているので身体はの方は次第に温まり、汗が出てきます。
しかし身体の表面は冷たい風にさらされて汗が蒸発して、寒い寒 い。
身体の中は暑く、表面は寒い。これはちぐはぐだなあ。

   ***

10kmの部の人がいなくなり、15kmの部の人もゴールしてしまうと、 走っているのは20kmの部だけになります。
何カ所かの折り返しや曲がり角があるので、ペースの落ちてきて いる人との距離を測って、その人を目標に走ります。
一人抜いて、また一人抜いて・・・。

で、結局最後まで1周ごとのラップは15分足らずのイーブン・ペー スで通せました。
ゴールタイムは1時間54分、120番余りでした。
20kmの部の参加申し込みは250人ほど。DNSの人が1割ぐらいい たでしょうから、順位としてはちょうど真ん中といったところでしょう か。
寒風の中をよく頑張りました。

お台場で走った後となれば、これはやはり「大江戸温泉物語」へ 行かなくてはなりません。
休日なのですごい人でしたが、ゆっくりと温泉につかり、ビールを 飲んで好い休日でした。



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