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正木山トレイル・ランを走って(歩いて?)きました。
参加したのは26.1kmのロング・コース。制限時間は4時間20分。
昨年は、前半は”最終走者”のゼッケンを付けたボランティア・ラン
ナーと一緒でした。
(山道での事故があるといけないので、ちゃんと最終ランナーは見
張りが付いてくれるのです 苦笑)
これではいかんだろうと、後半は必死に頑張って5人ぐらいを抜い
て、制限時間の5分前にへとへとででゴールしたのでした。
さて、今年は・・・。
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ロング・コースの参加者は250人ぐらいでした。
スタートしてしばらく3kmほど普通の道路を走ります。
ここで早くも後から10番目ぐらい。とほほ。でも最後じゃないぞ。
そこから人ひとりが通れる山道に入り、260mを上がります。
急斜面なので、太股の負担を軽くしようと、手を添えて一歩一歩上
ります。どこまで続くんだ・・・。
ややなだらかな細い山道となり、走り始めます。
5km通過が45分ぐらい。
自分では頑張っているつもりなのに、前にも後ろにも木立の隙間
にひとりの姿が見えるだけ。みんな、早いなあ。
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さて、いよいよ正木山への上り。450mの頂上を目指します。
ここも、どこまで続くんだ、という上り。ところどころでは木組みの階
段も作られています。やれやれ。
今年嬉しかったのは、曇り空で陽が照らなかったこと。それに微風
が吹いていたこと。これにはずいぶん助けられました。
正木山の頂上をすぎると、今度は250mを駆け下ります。
といっても、急斜面で足を滑らせるのが怖いのでへっぴり腰で
す。
太股への負担も大きいよなあ。下りがまったく嬉しくありません(苦
笑)。
さて下ったら次は140mの上りです。
鬼の身城という古代の山城があったところへ上り、そこが中間地
点のチェック・ポイントです。
軽自動車が通れるぐらいの道も通じているようで、ここはエイドに
もなっています。
水をもらい、バナナを食べ、梅干しを食べます。
そこで去年は最終ランナー争いをしたおじさんや、お姉さん2人組
と会いました。
おじさん曰く、やっぱり似たような顔ぶれになるんだねえ(笑)。
でも、今年は最終ランナーは未だ後の方ですよ。
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一度100mほど下ってから、今度は反対側からの二度目の正木山
上りです。
二回も上らなくてもいいんだけれどなあ。
こちら側からの山道は水が流れた後が深くえぐられていて、かなり
足もとに注意をしなくてはなりません。
正木山頂上をすぎてしばらく下ると、大野街道に出ます。
ここは舗装道路です。そして桜の名所なのです。ただ満開の時期
は過ぎていて、残っている花は半分もなかったのは残念でした。
正木山から300m下ってから、ふたたび山道に入り、最後の150m
上りです。
もう疲労困憊。
15kmや20kmの表示もあったはずなのですが、まったく気にしてい
ないせいか、時間もチェックしないままでした。
大分途中で追い抜きもしたし、制限時間には去年よりは余裕があ
るはずです。
頂上をすぎて、金比羅道という少し太い道に出ました。
道案内の係員の方がいて、確認すると、は〜い、あとは下りだけ
だよ、との嬉しい言葉。
小石でごろごろした道ですが、ゆるやかな下りなので、なんとか走
れます。
最後まで足が持ったなあ。
***
結局今年は最終走者の方には一度も遭遇せずにゴールできまし
た。
なんとタイムも昨年より15分近く縮めました。お見事! 立派!
あとで確認すると、順位は後から20番目ぐらいでした。
やれやれと汗を拭いて着がえて、よろよろと引き上げかけたとき
に、例の去年の最終ランナー争いのおじさんがやって来ました。
曰く、おたく、今年は早かったねえ、4時間切ったのじゃないの?
いやいや、サブ・フォーには3分たりませんでした。
フル・マラソンじゃあるまいし、なんという会話だ(笑)
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